今年度最後の陸上競技指導となった、福島大学陸上指導2回目が実施されました。
福島大学陸上部からは、蓮沼先生と5名の学生が講師となり、午前中(下学年)はハードル走、午後(上学年)は走り幅跳びの授業です。

~ 下学年のハードル~


~上学年の走り幅跳び 

1回目の陸上指導から1ヶ月経ちました。1回目に指導を受けた講師の質問「走る時に気を付ける」には、「(振りあげた)足を前に出すこと」「頭の位置を動かさないこと」など、しっかり覚えて答えることができました。
上学年の走り幅跳びでは、踏み切り板に歩幅を合わせる難しさもありましたが、「上に跳ぶことより、前に跳ぶこと」の大切さを意識し、前回より多くの走り幅跳びの練習をすることができました。
小学4年生が、昨年度10月に発足された太鼓波音さんをお呼びして、浪江町の文化、また、日本の和太鼓について講演会を開きました。 
今回使われた太鼓の種類は2種類(長胴太鼓、桶胴太鼓)で、使用されている木や皮の種類や作りが違うことで、音色が高かったり、低かったりしました。太鼓の演奏を聴き終わり、次は体験学習です。2つのリズム「ドン、ドン、ドドドン」「ドン(ハッ)、ドン(ハッ)、ドン、ドン、ドン」で演奏することもできました。


~海鴎祭のビックアートの前で記念撮影~

小学6年生が、総合的な学習の時間で「水素を活用しよう」をテーマに、本校のスクールバス(FCEVスクールバス)の給電能力(AC100V、V2H)を利用した給電実験を行いました。 
浪江町産業振興課新エネルギー推進係の方を講師に、FCバスについての説明や今後の利用方法について質問されました。今後の利用方法については、「能登半島の支援で役立つはず。」「浪江町の催し物で利活用できるのでは。」などと、「水素エネルギー」の活用方法について、さらに学びを深めました。また、実際にスクールバスの給電ボックスから電源をとり、実際にお湯を沸かし飲み物も作りました。


~水素エネルギーで沸かしたお湯で飲み物を作る~ 
~喫茶6年生?でコーヒーを振る舞いました~
秋晴れの元、令和6年度校内持久走記録会が実施されました。
開会式では、次年度、高学年となる小学4年生が声高らかに開会宣言をしてくれました。


はじめは低学年からのスタートです。距離は800メートル(2週)。
スタート付近では、カメラやビデオを持った保護者が集まり、子どもたちの雄姿を記録に収めています。
今回の低学年では、2年生が歴代新記録を打ち立てました。


中学年がスタートです。
中学年は、低学年より1週多い1200メートルです。今年の記録会は、練習期間を10月初旬から行い、体育の授業や休み時間、この日のために力走してきました。 

高学年はさらに1週増えての1600メートル。
5年生は初めての距離、6年生は最後の走りとなり、自分の目標に向かって力強い走りを見せてくれました。グラウンドのバックストレートでは、低・中学年の大きな声援もあり、練習の時とは違った「応援の力」が加わり、高学年も歴代新記録が樹立されました。


閉会式では、6年生が「自分ので立てた目標を達成できたこと」「自分の記録を抜いてほしいこと」など、後輩たちに次年度の目標を託してくれた素晴らしい会で幕が閉じました。
小学校の全児童の皆さん、お疲れ様でした。

令和6年度第2回浪江町子ども議会が開催されました。
今年度も小学5、6年生と中学生が参加です。議長、議員となって、子ども議会を進行したり、町に一般質問を提案したりしてきました。
~前半~

~議長~

1班(小学5年生)の一般質問は
「新町通りの賑わいを取り戻し、観光客をとりこにする浪江町にするにはどんな方法があるか。」 
「震災後、水産業に携わる人が減り、本町の請戸漁港の活性化をするにはどんな方法があるか。」

2班(小学6年生)の一般質問は
「カーボンニュートラルについて今後どのように考えているか」

「復興まちづくり牧場(乳牛)で製品を作り販売する予定はあるか」

3班(小学6年生)の一般質問は「水素の利便性をどのように町民に理解してもらうか」

「水素を今後どのように活用していくか」

4班(中学1年生)の一般質問は
「住民、特に若い世代向けの店舗をどう整備するか」 
「医療体制の充実をどこまで考えているか」 
5班(中学1年生)の一般質問は
「浪江高校の活用について今後どのようにしていくか」 
「他の町の中学生と交流を深める機会がほしいと考えているが、そのような計画はあるか」 
6班(中学2年生)の一般質問は
「他市町村から浪江町への移住についてはどのように考えるか」 
「なぜ水素(再生可能エネルギー)に浪江町は力を入れているのか」 
7班(中学2年生)の一般質問は
「防犯のための街頭の整備についての今後の展望は」

「人口を増やすことへの一番の課題と方法については」
8班(中学3年生)の一般質問は
「スポーツ少年団のような組織を作る予定はあるのか」 
「居住可能地域や活動可能地域を増やすためには除染の必要性を感じるが、町の除染についての見解を教えてほしい」 
どの質問にも町長を含め、浪江町役場の課長たちが丁寧に答弁してくださり、今までの学習の発表の場として最高の1日となりました。
~議員との写真:小学校~

~議員との写真:中学校~ 
10月30日(水)に、いわき市で活動されている箏アンサンブル”雷神”の皆さんを講師としてお迎えし、箏をメインとした和楽器教室を実施しました。最初に雷神の皆さんの演奏する「六段の調」「春の海」を鑑賞しました。箏と尺八のアンサンブルは新鮮でいて懐かしい響きで、生徒たちは聞き入っていました。

その後は講師の方々の手ほどきを受け、生徒それぞれが練習に励み、最後は「さくらさくら」を通して一斉に演奏しました。


生徒は、普段触れることができない、和楽器の音色の素晴らしさと演奏を通して、日本の伝統的な音楽への理解を深めていました。雷神の皆様、ご指導ありがとうございました。
10月25日(金)に、本校体育館において海鴎祭が実施されました。

昨年度までは中学校だけでの実施でしたが、今年度からは小学生も参加し、合同での開催となりました。
当日は多くの来賓の方や、保護者の方にご来校いただきました。
開祭式では、ビッグアート披露や開催宣言が行われ


浪江中学校の生徒と教師が作り上げた「未来の光へ」の全校合唱が行われました。


その後は小学生による1年生から6年生の学習発表が行われ






展示見学の時間を挟んで
中学生による総合学習の発表を1年生から3年生まで



その後
よさこいを小学5・6年生と一緒に演舞し


閉祭式で幕を閉じました。

昨年度に比べて、大きく姿を変えた海鴎祭。
その成功には、3年生を中心とした生徒たちの準備と活動の賜物です。
今年度を生かしての次年度が今から楽しみになりました。
小学校5年生が理科「流れる水の傾きと防災について考えよう」をテーマに、株式会社ナリカ様を講師に理科出前講座を行いました。

始めに、営業一課の菅田先生より、実験器具を用いての水の流れについて確認し、川の流れによって堆積物がどのように変化していくのかを実験しました。S字の川を作り、タブレット端末の動画機能を使いながら撮影。そして、流れる前と流れる後の比較をするなど、理科の学習で必要な予想や仮説,観察,実験などを通して学びを深めていきました。


後半は防災についてプログラミング教育グループリーダーの小林先生からは、「防災のために何をすべきか」をテーマに、河川の氾濫を防ぐプログラミングと災害時の適切な行動ができるようレゴブロックやスクラッチ機能を用いたプログラムを実施しました。危険度に合わせて水門を閉めたり、危険アナウンスを放送したりするなど、一人一人が思考力を深るなど、「理科+防災+STEAM教育」について理解を深めることができました。


