12月4日(水)に浜通り地域デザインサポートセンター浪江(以下 浜セン)において、中学1年生の総合学習発表会が行われました。

これは、浜センのスタッフの東大生の皆様のお世話になりながら行ってきた、地域を知る総合学習の発表会です。
生徒たちは、請戸漁港や大聖寺など、浪江町の名所について4月から調べ、訪問し、学習を積み重ねてきました。
今回は劇の形式にして浪江の魅力を発表しました。


想像以上にたくさんの方にお集まりいただき、生徒たちは緊張もありましたが、大盛況で終えることができました。
生徒たちは、思った以上のことを学べたと実感しており、
浜センスタッフの皆様のおかげで、充実した学習となりました。
今年度は「浪江を知る」をテーマに学習を進めてきましたので、
この成果を、次年度のテーマ「浪江を学ぶ」に生かしていきたいと思います。
小学6年生が代表となり、9月に小学生全員で制作(本校に植えてあったメタセコイヤを材料に)したベンチを寄贈しました。場所は「機世橋住宅集会場」です。 
自治会長に手渡しし、一緒に記念撮影を行いました。「上学年は組立をし、下学年がニス塗りをしました。」と伝えたら、会長より「大切に使わせていただきます。」とうれしい言葉をいただきました。 
11月18日(月)に相馬税務署職員と税理士の方が来校され、本校生徒2年生へ表彰式が行われました。

生徒本人へ、受賞した「東北税理士会会長賞」の賞状を直接授与していただき、
「しっかりした内容ですばらしい作品」とお褒めのことばをいただきました。
11月27日(水)の3・4校時に、創造学サミットに向けてのリハーサルが行われました。
本番を想定して、小学生高学年の発表があり、

次いで中学生の発表を行いました。

哲学対話で培った手法を駆使し、
対話形式で話を広げる場面もありました。

外部からお招きした講師の方にご助言をいただき、大変有意義なリハーサルとなりました。

本番がいよいよ今週の土曜日に迫っています。
現在は体調に気をつけながら、最後の調整まっただ中です。
火災報知器が鳴り、火災のアナウンス「ただ今、理科室より火災が発生しました。北西の風で校舎東への延焼が予想されますので、ただちに避難しなさい。」防火扉が閉まり避難開始です。今回も「お・か・し・も」を守り速やかで安全な避難ができました。


人員確認をして、安全担当の先生からお話をいただいた後は、放水、消火訓練です。消防署員の方から、先生方の放水訓練と生徒の消火訓練を体験しました。




今回お世話になった署員から講評をいただき、防災に対する意識が高まりました。ありがとうございます。

小学3、4年生が体育「ダンス」の授業を行いました。講師は昨年に引き続き古舘未矩さんです。
始めは体ほぐし運動。講師の先生の柔軟性を見習って、児童全員が頑張っています。

足のステップを覚える活動では、足じゃんけんで動きを表現したり、クロスした足を回転させて1回転。バランスをとるのが難しかったようです。 そして、そのステップを利用してじゃんけんゲーム。ペアが体育館の両端に立ち、走り出し、そして、出会ってからの足じゃんけん。身体を動かしながらのリズムとバランスを上手とりながら真剣に取り組んでいました。


その後もいろいろなゲームをしながら体をほぐし、本格的なダンスの練習です。足だけでなく、腕も動かして体全体で表現しました。


子どもたちが楽しめるゲームをふんだんに入れたダンス教室。笑顔あふれる楽しい授業となりました。
小学3年生が、ケニス(株)企画部の課長と主任を講師にお呼びして、理科「ものと重さ」の出前講座を行いました。 
手の感覚だけで重さを比べることの難しさを知った後は「ものは形をかえると重さは変わるのだろうか?」をテーマに、ブロックやアルミホイルを使って重さを図る実験を行いました。予想→仮説→結果の学びのサイクルで授業がはじまり、「(形が変わると)重さは変わるはず。」「同じ大きさだから変わらないと思う。」 など、思考しながら授業が続きました。



次は、「同じ体積のものは、同じ重さなのだろうか?」の実験です。「(Aのほうが)重い?」 
「(電子ばかりで)調べてみよう。」・・・。「違ーう!!」。
今回は、木材、アルミニウム、プラスチックなどでそれぞれの重さを計りました。
「物は形が変わっても重さは変わらない」など、それぞれの実験で差異点や共通点が明らかにしながら物の重さについて学びを深めました。
永井玲衣先生、盛岡千帆先生を講師としてお招きして、中学生全生徒を対象に哲学対話の授業を実施しました。
今回は葛尾中学校の1~3年生5名との合同です。
まず、1・2年生と葛尾中のみなさんで、郷土愛をテーマに哲学対話を行いました。


村に大きな道路ができることによる発展と、希少な植物が失われることの損失を前にして
村の未来をについて意見を交換しました。
村を大切にするということは、発展を願うことなのか、伝統や資源を受け継いでいくことなのか、別の道なのかについて、各々の立場から考えを深めていました。
3年生と葛尾中のみなさんで行う哲学対話は、向上心というテーマでした。

長所と短所は表裏一体。
「頑固」という個性はどちらかと言うとマイナスな意味合いを持ちますが、見方を変えると
「強いこだわりを持って取り組む」という強い継続性というポジティブな見方もできます。
そのように、色々な角度から見てみることによって、違った面が見えてくること、
その面をどのように生かしていくか、というテーマで対話を行いました。
目の前の固まっていたイメージを取り除く練習でもあるので、最初は苦戦していましたが、
慣れてくると活発な対話が行われていました。


葛尾中のみなさんが参加したことにより、普段とは違う見方・考え方が加わり、
より多くの考える視点から議論が深まっていました。
小学1,2年生が森林環境学習(森林散策)のため東ヶ丘公園(南相馬市)に行ってきました。
秋に見られる落ち葉や木の実を見つけたり、野山を歩いたりと自然を満喫しました。

杜の案内人からたくさんの秋を見つけ、葉っぱお化けにも変身しました。



今回も浪江町農林水産課農林水産係のご協力を得ながら、一緒に楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございます。
哲学対話の講師である永井玲衣先生、盛岡千帆先生をお招きして、小学1,2年生を対象に哲学対話の授業を実施しました。始めは、「哲学フルーツバスケット」を行い、輪になって対話する以外に、遊びを通して自由に発言したり、様々な問いに触れる問いづくりの感覚を養いました。

次は、谷川俊太郎「生きる」を素材とした哲学対話と詩づくりです。
「生きるということ。いま生きているということ」の続きを、自分の考えた年齢設定で各自が何をしていて、何を頑張っていたら衣、何に悩みを持っているかなどの詩を書いていきます。

「(1歳)泣いていること。」「(20歳)仕事をしていること」「(27歳)結婚していること」など、自分の考えた年齢についてワークシートにどんどん書き込んでいきます。

最後は、自分の考えた詩を友だちに伝えていきます。拍手や歓声が飛び交う中、全員が自分の詩を発表できました。 