今年度の鑑賞教室は、劇団かかし座の方をお呼びして、影絵「Wonder Shadow Labo(ワンダーシャドウラボ)」を実施しました。体育館に本番さながらの会場を設営し、小、中学生全員で鑑賞しました。


Part1「Dr.シャドウの影絵ラボ」
4名の劇団員が両手を使いながら人形や動物の動きなど、「影で遊ぼう」「光と影はお友達」「光がなければ始まらない」「影がなければつまらない」のフレーズの歌を歌いながら、30分のラボが実施されました。子どもたちは、「わー。きれい。」影絵の動物が出るたびに「ごりら。」「きりん。」「ねこ。」など、影絵の世界に吸い込まれるように言葉を口ずさんでいました。



Part2「Hand Shadow Showとワークショップ」
劇団の人から「鳥」「カニ」「りす」の影絵のシアタを教えていただき、実際に代表4名の児童生徒が実演しました。特に、「りす」の仕方が難しかったようで、劇団の人に教えていただきながら影絵を楽しむことができました。



Part3「シェトの冒険~ドラゴンの山へ~」
シェトがドラゴンがいる山へ行く冒険です。光り輝く妖精、大きなドラゴン、シェトの細やかな動きなど、40分の影絵があっというまに過ぎてしましました。


代表児童より感想・お礼の言葉では、「こんな世界があるんだと驚きました。」などと素敵な世界、美しい世界があることに感銘を受け、今回の鑑賞教室で新しい価値観を劇団員にお伝えすることができました。

小学4、5、6年生が、日本写真家協会のフォトグラファー山口規子先生を講師に写真学習プログラムを実施しました。テーマは、「楽しく写真を撮ろう」です。 

アングル、採光、マクロなどのカメラを使う上での基本的な内容を教わり、また、実際に身近なものを実際に写真撮影しました。 

教室や廊下にあるもの、友達の顔など、小さい物品など撮影しました。
今後、ご家庭でも撮影しながら20枚以上の写真を撮り、次の写真学習プログラムでは撮影した画像がプリントアウトされ届きます。 

福島県企画調整部 統計課の方をお呼びして、小学5,6年生が福島統計出前講座を実施しました。
福島県と浪江町を統計データで見ながら、統計クイズに挑戦です。 

「この食べ物は何でしょう?」クイズでは、それぞれの食べ物が、月ごとに価格が変動しているグラフを見ながら、①ケーキ、②チョコレート、③みかん、④桃を当てるクイズです。グループごとに分かれて、「2月に価格が高いからチョコレート?」「12月はクリスマスがあるからけーきでは。」など統計から見て取れるものを探しました。 
統計課の方から答え合わせ。すべてのグループが満点をいただけました。
「この気候は?」の問題では、浪江町の気候のグラフも出てきました。浪江町の気候は、「冬は降水量が少なく、平均気温が0度を下回らない。」「9~10月は台風の影響などにより降水量が多くなっている。」など、社会の地図帳では分からない身近な気候について学ぶことができました。 
小学1年生から4年生が弘前大学の方々と室原川・高瀬川漁協、みちのくファウナリサーチの協力を得ながら請戸川の「川の生き物ふれあい体験学習プログラム」を実施しました。 
水生生物の採集・観察をしながら、石倉籠内の石に付着している水生生物の採取・観察をしました。また、水中微生物の実体顕微鏡による観察をしました。


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「(請戸川には、)うなぎやカニなどの生物もいるんだ。」実際に生き物を間近で見ながら、生態系について学習を深めました。


午後には、学校に戻り振り返りです。教室で水生生物についてまとめたり、メディアルームでさらに図鑑や撮影した写真を見ながら 調べたりと弘前大学の学生と一緒にさらに学びを深めることができました。
6月7日に弘前大学や室原川高瀬川漁協、みちのくファウナリサーチの方々に協力していただき、請戸川(道の駅なみえ)の水生生物の採取や観察を行いました。小さな生き物からカニやうなぎまで捕れました。実体顕微鏡などを使い細かく観察しました。うなぎが出てきたときには、子どもたちはうなぎのぬるぬるに大喜びでした。最後に学校に戻り、観察記録を弘前大学の学生さんたちに教えてもらいながらまとめました。



小学校の全児童で花壇にマリーゴールドやサルビア、ベゴニア、ブルーサルビアなどを植えました。5年6年生は植え方のデザインをし、花の色や形、高さなどを話し合いながらなみえに関するNS(なみえ創成)、かもめなどオリジナル花壇を作成しました。どの学年も移植ベラを上手に使いながら丁寧に植えました。最後に「元気に育ってね」とお花に声をかけながらお水をあげました。
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