本日の3,4校時、福島民報新聞の坪井さんを講師としてお招きし、新聞社出前講座を実施しました。講座では、まず新聞ができるまでの流れをDVDで学びました。次に、新聞記者の仕事についてお話を聞き、新聞記事をつくるときは、分かりやすく書くこと、難しい言葉や漢字を使わないこと、記事は伝えたい順に書くことなど、基本的なルールについて学びました。最後に、民報新聞を読んで生徒ひとりひとりが気になった記事を選び、その記事を選んだ理由、読んで分かったこと、感想を原稿用紙にまとめました。5人の生徒が代表として発表しました。それぞれが異なる記事を選んでいましたが、気になった理由、分かったこと、感想などがよく分かる素晴らしい発表でした。今回の講座は生徒たちにとって、大変貴重な経験になりました。ありがとうございました。生徒の皆さんはこれをきっかけに、さらに新聞に親しみ、いろいろな情報に広く目を向けてほしいと思います。




本日の講座について「号外」を作っていただきました。
浪江の請戸漁港を訪れ、水揚げされた魚が「どのような順序でせりにかけられ、市場に並ぶのか?」また、「どのように加工されて行くのか?」「食卓に並ぶまでには、どのような工程をふんでいるのか?」等を学びました。

「漁港の方からは、請戸のせりは現在、震災後市場が縮小されて、ベルを鳴らさなくても、声が届くようになったと教えていただきました。以前から『声せりの下(さげ)ぜり』という独自の方法で行われているそうです。

「せりのスピードが速くて、どんどん魚が買われていく様子を見て、びっくりしました。大きな氷を切る体験ができたのでうれしかったです。(5年生)」

「地元産の魚がピチピチと元気よく、いけすの中ではねていて、とても新鮮な感じがしました。(5年生)」

有限会社柴栄水産さんでは、「種類や大きさごとに分けているいけすの様子を見て、工夫しているなあと思いました。かま揚げしたしらすは、ふわっとやわらかくて、おいしかったです。(5年生)」
「魚は苦手だけど、新鮮な請戸のしらすを食べてみたら、とてもおいしかったです。お土産もありがとうございました。(5年生)」



朝8時5分より花壇の花がら摘みをしました。「花が咲いたあと、散らずに残った花(花がら)や花弁を摘み取る作業は、衰弱や花つきの低下・病虫害を防ぐために効果的で」大事です。朝の限られた時間を使って、全校生で行いました。植物の世話をすることの意義と大切さを学びました。


「このブルーサルビアの種を蒔くと、来年きれいな花が咲くのかなあ(5年生)」


楽しみにしていた「アクアマリン出前授業」を行いました。4名の講師先生から「生き物について」、丁寧に教えていただきました。「生き物と環境との関わり、からだのつくり」「獣医さんの仕事内容」など専門的なことは、驚きと発見の連続でした。
「魚は、間違ってゴミを食べて死んでしまうことがある。」「サンマは、デリケート!」「アザラシは5本指で、手が短い。アシカは、ひれが発達していている。」「いるかは、後ろ足が退化してしまった。」「タガメは、吸血鬼のように吸いながら食事をする。」


「今回の授業を通して、現在海はゴミが多くて、海の生き物が死んでいることを知りました。ゴミを増やさない・投げないようにして、「海や海の生き物たちを守っていかなければいけない」と学びました。(2,3年生)」

日頃からお世話になっている双葉警察署浪江分庁舎の警察官、浪江地区少年警察ボランティア協会の皆さんに、本日も下校時の見守り活動を行っていただきました。また、みんなで覚えよう!防犯の合い言葉「イカのおすし(イカない・のらない・おおごえをだす・すぐにげる・しらせる)ホイッスル」をいただきました。
「ありがとうございます」という子どもたちの声が、ホイッスルと共に響いていました♪



本日、双葉警察署浪江分庁舎から4名の警察官の方々を講師にお迎えして防犯教室を実施しました。今回は職員玄関から不審者が侵入した場合を想定して訓練を行いました。訓練では不審者侵入の一斉放送に合わせ、先生の指示に従って教室の入口を施錠し、ベランダに避難しました。不審者は玄関から東階段を通って2階、さらに3階へと進み、再び1階に下りてきたところで、取り押さえられました。その後、児童生徒全員が体育館へ移動し、さすまたを持った本校教職員と、通報でかけつけた警察官により不審者が取り押さえられる場面を実際に見学しました。警察官の講話ではクイズ形式で「いかのおすし」の意味の再確認を行いながら、自分の命や財産を自分で守ることの大切さについて学びました。最後に警察署から子どもたちに、防犯教室をしっかりできたご褒美に「防犯スローガン付NAMIE WATER」と「防犯トイレットペーパー」をいただきました。ご家庭でも、これをきっかけに防犯について話題にしていただければと思います。

~不審者を発見しました~

~先生方が力を合わせて不審者に向かっています~

~「いかのおすし」の意味を知っているかな?~

~「防犯スローガン付 NAMIE WATER」と「防犯トイレットペーパー」をいただきました。
スタンドバイ株式会社の方をお招きし、全校生対象の「脱いじめ傍観者教育」を行いました。「もしあなたが、いじめの現場や状況に出会ったら、どちらの選択肢をえらびますか?」という質問に対して、自分の考えを大切に、話し合いをしました。そして、授業の後半では、タブレットを用いた「いじめ通報や相談アプリ」の使い方を学びました。
3校時、小学生が学びました。「わたしたちの選択肢」



動画を見て「自分だったら、どうするか?」考えをワークシートにまとめています。「いじめがあったら、悪化する前に止めたいです。そして、いじめがないようにして、みんな笑顔でいられるようにがんばりたいと思います。(3年生)」
「何かあったときには、まずは先生方に相談したり、お家の方に伝えることが大事です。(もしそれができない場合・事情がある場合は、アプリ活用もあります。)」と、アドバイスがありました。
2学期最初の給食は、人気のナンとカレー、かぼちゃプリン、チキンサラダ、牛乳。そして、沖縄から特別いただいた黒糖を使った郷土料理『サーターアンダーギー(サーターは砂糖、アンダは油、アギは揚げ、そして語尾を伸ばすと油で揚げたもの )』でした。楽しみにしていた給食をみんなでいただきました。
口に入れた瞬間、(黙食でしたが思わず)「うん、おいしい」と言葉をもらした児童がいました。沖縄の上品なお菓子「黒糖の甘さ」に笑みがあふれ、楽しい食事の時間となりました。誠にありがとうございました。
(株)黒糖本舗垣乃花うるま工場『ひとくち沖縄黒糖』もいただきました。ご家庭でご賞味ください。

「沖縄黒糖について」…含蜜糖といわれる砂糖で、さとうきび全成分をそのままに煮詰めたものになります。ミネラルがたっぷり含まれているため、昔から野作業の合間にエネルギーチャージとして、生産者が食べていたそうです。スポーツの合間や勉強に疲れたとき、一粒かじってみると、エネルギーチャージになります。また、離島の産業を維持し、離島の従業員の働きがいにも寄与しています。栽培することで土壌回復にも寄与しています。(黒糖についての資料抜粋)
夏休みが終わり、2学期が始まりました。始業式では、校長先生より「たくさんみつけよう!」というお話がありました。「1つ目は、お友だちのよいところをたくさんみつけましょう。 2つ目は、何でだろう?をみつけて、聞いたり、調べたり…、自分の考えを持って欲しいと思います。2学期は、数多くの行事があります。いろいろなことにチャレンジして、たくさんの人との関わりを大切にしましょう。」

また、児童の意見発表では、
「夏休みは、友だちと海に行ったことが楽しかったです。貝殻を拾ったり、泳いだりしました。…、2学期も元気に学校に来てがんばりたいです。(1年生代表)」

「相馬の海に入って、お父さんと一緒に泳ぎました。海の水は、しょっぱかったです。…、2学期の目標が達成できるようにしっかりがんばりたいです。(3年生代表)」
「南相馬の海へ家族全員で行って、イシガニという大きなカニを釣りました。…、2学期は、漢字や自主学習をがんばりたいです。…、笑顔で過ごせるようにしたいです。(4年生代表)」

「いわきの花火大会に、家族と祖父母と一緒にいきました。ハートや花の形に広がる花火があって、とてもみごとでした。…、2学期は、母のお手伝いと漢字練習、持久走にがんばりたいです。(5年生代表)」

「2学期は、運動会の全ての競技を全力で行い、団長として勝利へ導きたいです。また、難しくなってきている教科にも力を入れて、予習復習に励みたいです。(6年生代表)」と、ありました。

児童を迎える「2年生の黒板」より