5年生は、「自然のエコシステムに注目! 森林資源が循環する浪江の町づくり」というテーマで、総合的な学習に取り組んでいます。「なぜ浪江の水はきれいなのですか?」という疑問から発し、これまで浪江町役場の方々から「浪江町の森林が長い年月をかけて森に降った水をろ過してきれいにしているからです」と教えていただきました。森林や木がもつ良さや役割に関心を持ち、探求したいという気持ちから、学習がスタートしました。
今回、伐採した「ヒノキ科のメタセコイア」を使ったジグソーパズルを作りました。学習の内容を説明し、浪江町町長さまに贈りました。


浪江町のよさや特徴、これからのまちづくりについて、教えていただきました。
5年生も浪江町キャラクター「うけどん」も思わずにっこり(*^^)v 、
これまでの「稲作の学習」をふまえて、浪江町苅宿カントリーエレベーターを見学しました。「米作りに携わる人々が自然環境を活かしながら様々な工夫や努力をして米を作っていること。共同利用施設「カントリーエレベーター」を利用して、米などを乾燥、貯蔵、調製、出荷を一環して行っていること」を学びました。福島さくら農業協同組合の皆さん、誠にありがとうございました。

タブレットを使って、写真を撮り記録しました。

大切なお米は、大きな袋にまとめ、パレットの上に置いて、フォークリフトで運びます。


等級検査の仕方を教わりました。1年かけて作られた大切なお米は、じっくり時間をかけて、等級づけをします。
あっという間に時間は流れ、帰校の時間となりました。貴重な時間を体験できた喜びと子どもたちの笑顔(表情)は、最高でした。




素晴らしい秋空の下、大平山の自然の恵みにも感謝いたします。
図鑑や専門書を使って、生き物について調べます。「先生、この卵は、オオカマキリそれともチョウセンカマキリの卵ですかか?」「この虫の名前は、なんですか?」「新種かな? 大発見ですか?」








水辺の生き物にもチャレンジ。「危険になるような場所では、注意が大事です。慎重な行動と判断を常に!」

午後から、浪江町にある大平山で、弘前大学教授:三浦富智(とみさと)の先生をお招きし、交流学習「昆虫採集・観察」を行いました。生き物のすがたを調べる活動を通して理解を深め、観察などの技能を身につけました。

これからの冬に備えて、「バッタは、卵を土の中に産みます。卵のまわりは、寒さなどから守るため、泡でつつまれています。」また、「カマキリは、春に生まれて、夏に成虫になります。秋に産卵をし、枯れ草の枝や茎などに卵を産みます。」




「自然に触れ合うことを楽しむ子どもが、一人でも多く増えるように強く願います。(富里先生)」
料理の後は、みんなで食べて、そして、片付けです。ウエカツさんの手は、休むことを知りません。昨日の準備もそうですが、今日のための打合せや食材選び、そして綿密な計画。貴重な時間を誠にありがとうございました。
「なみえの皆さん、子どもたちに笑顔になってほしいという願いから続けてきました。(ウエカツさん)」

東京工業大学の木倉宏成先生、高橋秀治先生のおかげで、4回目の「なみえの台所」も大成功に終わりました!
先生方も片付けのお手伝いをしています。


機材の片づけも丁寧に行われています。東京工業大学のみなさん、ありがとうございました。

「完成です。実食!」地元なみえの食材を使って、調理したこの3品は、最高です。作って、食べて、皆さんの笑顔も最高で、素敵でした。「お弁当を食べたけど、おいしくてまだまだいけます♪(6年生)」





「野菜炒めは、炒めすぎないこと。1,2と返すだけ」「味つけの醤油は、フライパンの縁から一回し。」


「いいよ! 素晴らしい。…味見の仕方も教わりました。」

視線の先には、モニターがあります。教室の前と後ろのモニターで、ウエカツさんの手元・説明を確認します。
