小学校のいただきますの前に、食育コーディネーターの先生から食べ方についての指導がありました。

よく噛まずに早食いをすると、食べたものが消化されず、栄養になりにくかったり、おなかの調子が悪くなったりします。20回~30回噛むことを目標に食べましょう。
今日の献立は、「中華丼、牛乳、かぶときゅうりの浅漬け、豆腐スープ」でした。今日のような丼物はスプーンでかきこみたくなるところですが、給食ではあえて箸を使ってもらいます。箸を上手に使う練習と、早食いの防止を兼ねています。

かぶは、冬が旬の野菜です。主として食べられるのは白い根の部分ですが、葉の部分にもたっぷり栄養があります。カロテン、ビタミンC、カルシウム、鉄などを豊富に含む立派な緑黄色野菜なので、給食では余すことなくスープに入れました。
豆腐スープに使ったきのこは、「たもぎだけ」というきのこでした。聞いたことのない名前のきのこで、子どもたちは興味津々でした。
歯切れ、口当たりがよく、アミノ酸の豊富さ、栄養価の高さでは、他のきのこの群を抜いています。癖がなく、きのこ嫌いでも食べやすい味でした。
朝、学校のポストを開けると、新聞といっしょに 児童の「なわとびがんばりカード」が入っていました。
「なぜ、そこに?」
先日、体育の授業が終わり体育館から教室に向かう途中、台風のような風にあおられて飛ばされてしまったそうです。近くを探しましたが、見つけることができませんでした。
たぶん、地域の方が見つけて、届けてくれたのでしょうか?
お陰様で、児童は3学期のなわとび記録会へ向けて、さらにやる気が増したようです。
本当にありがとうございました。
届けていただいた「なわとびカード」です!

今日の献立は、「チキンライス、牛乳、目玉焼き、ツナサラダ、ポテトスープ」でした。

目玉焼きはポピュラーな家庭料理ですが、給食では久しぶりに登場しました。一つ一つアルミカップに卵を割り入れ、塩・胡椒・パセリを振り、スチームコンベクションオーブンで焼き上げました。
卵は、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素をまんべんなく含み、「完全栄養食品」と呼ばれます。様々な料理に活用することができ、安価で手に入れやすく、栄養たっぷりな卵は、素晴らしい食品であると言えます。給食では、オムレツや錦糸和え、玉子スープなど、いろいろな形で卵を使用しています。
今日の献立は、「ご飯、牛乳、鶏肉のマヨネーズ焼き、ほうれん草と白菜のおひたし、にら玉汁」でした。

中学校の給食委員会が、本校の中学生を対象に「リクエストメニューアンケート」を実施しました。リクエストしたメニューを給食に出してもらい、残食を減らしたいという、フードロスの削減のために考えた取り組みです。調理室では一人一人の要望に応えることは難しかったので、栄養バランス等を考慮し複数のリクエストを組み合わせて一つの献立にして、12月にいくつか提供することにしました。今日の献立も、2人の生徒のリクエストを組み合わせたものです。

また、給食委員会のフードロス削減のための取り組みとして、残食量調査も行っています。グラフ化し、平均値を出して、前月との比較をしています。
残してしまう原因を見つけ、残してはいけない理由を知り、残さないためにはどうすればよいか、今後中学生と一緒に考えていく予定です。
今日の献立は、「みそラーメン、牛乳、揚げ餃子、バンバンジーサラダ」でした。

肉や魚、卵、豆などには、たんぱく質が多く含まれていて、3色食品群で言うと赤色に分類されます。今日の給食では、ラーメンの豚肉、かまぼこ、サラダの鶏肉、餃子の豚肉が赤色の食品でした。子どもたちには「体をつくるもとになる」と覚えてもらいますが、一口に「体」といっても、実は様々な働きをしています。筋肉や肌、髪、爪など、目に見えるものはほとんど全てたんぱく質から作られます。さらに体の中では、大切な臓器や、臓器の調節をするホルモン、体を病気から守ってくれる免疫物質までも、たんぱく質なくしては成り立ちません。
近年、現代人のたんぱく質の摂取量は減ってきていると言われます。成長期の子どもたちに欠かせない栄養素の一つですので、給食を通して十分なたんぱく質の量を伝えていきたいと思います。

12/13 演劇WS(演劇的な手法を用いたワークショップ)を2年ぶりに行いました。演劇の専門家Publicの講師3名が8名の生徒にアドバイスしてくださり、生徒だけで演じる取り組みをしました。アイスブレイクの後、4人ずつの2チームに分かれ、それぞれに講師が付きました。

第1部は、それぞれの講師の「子ども時代の話」を談笑しながら熱心に聞き、特に印象に残ったところを「再現ドラマ」に創作し、発表し合うというものでした。短い時間で、自分たちで役を決め、ストーリーと動きを作り、互いにチェックし会いながら、完成させました。完成度が高く、演じた内容がはっきり伝わるものでした。

休憩後、第2部は、これまでもやっていたジェスチャーゲーム。お題をメイン講師からそれぞれのチームに出され、6,7分で作りました。Aチームは、「バレンタインデー」(キュンキュンとしたところを大切に演じていた)、Bチームは、「謝罪会見」(おにぎり2個を食べてしまったという設定)で、とても楽しい寸劇を作り、自分たちの演じたことが相手チームに伝わることで、喜びを感じていました。
本校は、「哲学対話」と同様、自主性/表現力/発想力/感受性/社会性/まとめる力/チームワーク/協調性など、生徒自ら考えてコミュニケーションしようとする能力を高めています。

今日の献立は、「コッペパン、ラ・フランスジャム、牛乳、キャベツとハムのサラダ、クリームシチュー」でした。

クリームシチューは、鶏肉やきのこ、野菜をたっぷり使って、ほっこりと身も心も温まる一品になりました。シチューのようなとろみのある料理は冷めにくいので、寒い日にも温かいまま食べることができます。今日の浪江は最高気温11℃、最低気温4℃。これからますます寒さが厳しくなってきますので、シチューのような温かい料理で体の芯から温めていただければと思います。
本日、3・4校時に伊東洋平さんによるスクールコンサートをしていただきました。コンサートは2部構成で「ありがとう」「TSUBASA」など全6曲の熱唱を聴くことができました。合間にトークや交流を行い、最後は生徒のハンドベルと伊東さんのギターのコラボ演奏「パプリカ」が実現し、素晴らしい音色を奏でよい思い出になりました。本校でのコンサート、ありがとうございました。12月25日には伊東さんの夢であった、仙台サンプラザホールでのワンマンライブが行われます。頑張ってください。




今日の献立は、「冬野菜カレー、牛乳、ひじきとキャベツのサラダ、りんご」でした。

冬野菜カレーには、かぶ、れんこん、白菜、にんじんと、冬においしい野菜をたっぷり使いました。秋が旬ですが、冬の方が甘みが増しておいしくなるさつまいもも使いました。(カレーにさつまいもの組み合わせは賛否両論でしたが・・・。)
デザートは福島県産のりんごです。甘みと酸味のバランスがとれた上品な味で、スパイシーなカレーのあとにさっぱりとしました。