こんなことがありました。

2/13(火) マナー(小)

「失礼します! 〇年の〇〇〇〇です。〇〇先生に用事があって来ました。(児童)」と言って、子どもたちは、職員室に入って来ます。「ちょっと、足下を見てごらん。(先生)」 敷居(レール)を踏むかもしれない状況を見て「敷居や畳の縁、座布団は踏んではいけないんだよ。(先生)」「なんで、敷居は踏んでいけないと思う?(先生)」…悩みながらも答えを導きだそうしました。今日も一日が始まります。

 

 理由は、次のようです。①家や絵柄の象徴を重んじるため(敷居はその家の象徴なので、家や家人を踏みつけることと同じだから) ②空間様式を崩さない(結界を踏むことは、空間様式を崩すことになる)ため ③身を守るための戒め(忍びの者などが座の下に忍びこみ、タイミングを見はからって、敷居の隙間から、刃を刺すこともあったので) 

 履き物(はきもの)を揃えることも大事です。自分自身が映し出されます。靴を履(は)くときに、履きやすい! そして何より、きれいだと気持ちがいいです。思わず住職藤本幸邦(こうほう)さんの「はきものをそろえる」…と心もそろうを思い出しました。