こんなことがありました。

11/11(月) 哲学対話④(中)

永井玲衣先生、盛岡千帆先生を講師としてお招きして、中学生全生徒を対象に哲学対話の授業を実施しました。

今回は葛尾中学校の1~3年生5名との合同です。

 

まず、1・2年生と葛尾中のみなさんで、郷土愛をテーマに哲学対話を行いました。

村に大きな道路ができることによる発展と、希少な植物が失われることの損失を前にして

村の未来をについて意見を交換しました。

村を大切にするということは、発展を願うことなのか、伝統や資源を受け継いでいくことなのか、別の道なのかについて、各々の立場から考えを深めていました。

 

3年生と葛尾中のみなさんで行う哲学対話は、向上心というテーマでした。

 

長所と短所は表裏一体。

「頑固」という個性はどちらかと言うとマイナスな意味合いを持ちますが、見方を変えると

「強いこだわりを持って取り組む」という強い継続性というポジティブな見方もできます。

 

そのように、色々な角度から見てみることによって、違った面が見えてくること、

その面をどのように生かしていくか、というテーマで対話を行いました。

目の前の固まっていたイメージを取り除く練習でもあるので、最初は苦戦していましたが、

慣れてくると活発な対話が行われていました。

 

 

葛尾中のみなさんが参加したことにより、普段とは違う見方・考え方が加わり、

より多くの考える視点から議論が深まっていました。