10月18日 「引き算」から「二次方程式」まで(義務教育9年間の学び)
先日、小学1年生から中学3年生までの算数、数学の授業を参観しました。本校は小・中が同じ校舎ですので、校種の異なる授業を気軽に参観することができます。まずは、小学1年生の授業です。「14-8」の計算の仕方です。
児童の「4から8は引けません。だから、10から8を引いて・・・」という説明を先生が手で追っています。
小学2年生は「かけ算」。「一つの皿にリンゴが4つあります。そういう皿が5つあったら、リンゴは全部で何個ありますか?」どう説明したらいいだろうかと、児童と先生が一緒に考えていました。
小学3年生は「3けたのかけ算」です。「こうすると、2けたのかけ算のように簡単に計算できるよ」という先生の説明に「あっ!? なるほど!!」と声を上げる子どもたち。納得がいったようです。
小学5年生は「約数、倍数、公約数、公倍数」です。素数という言葉が出てきてビックリ。参観していてこちらが戸惑いました。
小学6年生は「みちのり、速さ、時間」のまとめの授業でした。「1時間に90枚と、12分で20枚印刷できるプリンターはどちらが速いか」の問題に、児童は考えを巡らせて説明をしていました。
このように、6年間でも学習が高度化していきます。一つ一つ着実に学習することの大切さを感じます。
それでは中学生はどうでしょう。
ます、「定理」を確認していました。「三辺がそれぞれ等しい」「二辺とそのはさむ角が・・・」。
そして、「二次方程式」のまとめの学習です。むずかしい問題ですね。中学3年生はこんな問題に取り組んでいるのです。
本校の教員は、こうした9年間の学習を日常的に経験しています。小中合同の行事ばかりではなく、教員の研修の機会も多く与えられています。すべては創成で学ぶ子どもたち全員を大切に育てていきたいからです。
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